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結論から :
- ユンボ(油圧ショベル)の中古相場は、中古流通651台の集計で 中央値269万円 (25〜75パーセンタイルで173万〜417万円)。買取試算は概ね 162万〜215万円 前後
- ただし サイズで倍以上変わる 。ミニ(7t以下)中央 173万円 /中型(7〜12t)中央 248万円 /大型(12t以上)中央 395万円
- 呼び名(ユンボ・油圧ショベル・バックホー・パワーショベル)は違っても機械は同じ。相場は サイズ・年式・稼働時間・メーカー・型式 で決まる
- 高く売るなら、輸出ルートを持つ 建機買取専門店 で相見積もりを取るのが近道
「ユンボを売りたいけれど、いくらになるのか見当がつかない」——建機は価格非公開(応相談)の取引が多く、相場がとても見えにくい分野です。この記事では、相場ナビ編集部が中古建機の流通価格 651台分を独自集計 し、ユンボ(油圧ショベル)の相場を サイズ別・メーカー別 に整理しました(データ取得日 2026-06-14・出典 mascus.jp)。
ユンボ・油圧ショベル・バックホー——呼び名は違っても機械は同じ
まず用語を整理しておきます。売却相場を調べるうえで、呼び名の違いに惑わされないことが大事です。
- 油圧ショベル :正式名称。JISや統計でもこの呼称が使われる
- ユンボ :建設現場で最も広く使われる通称。もとは輸入されたショベルの商品名(現在はレンタルのニッケンの登録商標)が一般名詞化したもの
- バックホー/パワーショベル :バケットの向きなどに由来する呼び方だが、中古市場ではいずれも同じ機械として扱われる
つまり 「ユンボ 買取」「油圧ショベル 査定」「バックホー買取」で調べても、行き着く相場は同じ です。価格を左右するのは呼び名ではなく、次に見ていく サイズ・年式・稼働時間・メーカー・型式 です。
ユンボ(油圧ショベル)の買取相場——中古651台の独自集計
まず全体像です。メーカー・サイズを問わず、中古流通していた油圧ショベル651台の掲載価格を集計しました。
| 指標 | 金額(中古流通価格) |
|---|---|
| 最安値 | 35万円 |
| 25パーセンタイル | 173万円 |
| 中央値 | 269万円 |
| 75パーセンタイル | 417万円 |
| 最高値 | 5,688万円 |
これは業者間・店頭の 販売価格 です。あなたが売るときの 買取価格 は、ここから業者の整備・輸送・利益分を引いた水準が目安になります。編集部試算では中央値ベースで概ね 162万〜215万円 前後(掲載中央値の約6〜8割)。ただし後述のとおり、 サイズによって相場は倍以上変わる ため、次のサイズ別を必ず確認してください。
【最重要】サイズ別の相場——ミニ・中型・大型でこれだけ違う
ユンボの相場を決める最大の要素が 機体サイズ(運転質量) です。同じ「ユンボ」でも、ミニと大型では相場が2倍以上開きます。651台をサイズクラス別に集計しました。
| サイズ区分 | 中央値 | 25〜75パーセンタイル | 台数 | 買取試算(中央×6〜8割) |
|---|---|---|---|---|
| ミニ(7t以下・ミニユンボ) | 173万円 | 141万〜208万円 | 240台 | 約104万〜138万円 |
| 中型(7〜12t) | 248万円 | 214万〜354万円 | 48台 | 約149万〜198万円 |
| 大型(12t以上) | 395万円 | 285万〜561万円 | 348台 | 約237万〜316万円 |
※サイズ区分が掲載情報から判別できない15台は除外しています(651台中636台を集計)。
- ミニユンボ(7t以下) は、市街地の解体・造園・外構・水道工事など用途が広く、中古需要が最も安定している層です。台数も多く、状態の良い個体は値が付きやすい一方、価格帯そのものは大型より低めです。ミニ帯は クボタ やヤンマーが主力です。
- 中型(7〜12t) は流通量が少なく、良質な個体は希少性で値が残りやすい帯です。コベルコのSK75 や 日立のZX120 クラスがこの帯にあたります。
- 大型(12t以上) は1台あたりの単価が高く、輸出需要も強いため中央値395万円と高水準。高年式・低稼働の大型機はさらに上振れします。コマツのPC200 や キャタピラーの320 など、20tクラスが主役です。
自分のユンボがどの区分かは、 運転質量(機体重量) で判断できます。型式プレートや車検証・自賠責の書類、メーカーカタログで確認できます。
メーカー別のユンボ買取相場一覧
同じサイズでも、メーカーによって相場水準は変わります。主要メーカー別の中央値は次のとおりです(各メーカーの詳しい型式・相場は個別ページで解説しています)。
| メーカー | 価格レンジ | 中央値 | 集計台数 |
|---|---|---|---|
| クボタ | 70万円〜272万円 | 173万円 | 75台 |
| コマツ | 80万円〜1,017万円 | 192万円 | 94台 |
| 日立建機 | 141万円〜800万円 | 260万円 | 48台 |
| コベルコ建機 | 121万円〜690万円 | 269万円 | 27台 |
| キャタピラー(CAT) | 128万円〜5,688万円 | 401万円 | 183台 |
クボタ・ヤンマーは ミニ主体 のため中央値が低め、キャタピラー・コマツ・日立は 中型〜大型 を多く含むため中央値が高めに出ます。これはメーカーの「価値」というより、 各メーカーが得意とするサイズ帯の違い が数字に表れたものです。同じサイズ・同じ稼働時間で比べれば差は縮まります。各メーカーの型式の読み方・相場の詳細は、クボタ・コマツ・日立建機・コベルコ建機・キャタピラー(CAT) の各ページで解説しています。
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なお、タイヤで走るホイールローダー(タイヤショベル)の買取相場は別ページにまとめています。
農業用のミニユンボを農機具とまとめて売るなら :クボタ・ヤンマーの農業用ミニユンボを、トラクターやコンバインなどと一緒に手放すケースでは、農機具(トラクター・コンバイン)の買取相場ページもあわせてご覧ください。農機具の一括査定サービスを使えば、まとめて複数社に見積もりを取れます。
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年式・稼働時間はどう効くか——「新しい・少ない=高い」とは限らない
一般には年式が新しく稼働時間(アワーメーター)が少ないほど高く売れます。ただし今回のデータでは、必ずしも単純比例しませんでした。
| 年式 | 中央値 | 集計台数 |
|---|---|---|
| 2024年 | 237万円 | 148台 |
| 2023年 | 252万円 | 180台 |
| 2022年 | 205万円 | 95台 |
| 2021年 | 288万円 | 33台 |
年式が古いほうが中央値が高く出ている帯もありますが、これは 古い年式帯に大型・高単価機が多く混ざったため です。年式そのものより、まず サイズ(機格) の影響が大きいことがここでも確認できます。同じサイズ・同じ型式で比べれば、年式が新しく稼働時間が少ない個体ほど有利なのは変わりません。
そして、稼働時間が多い・古い機体でも 売れないわけではありません 。東南アジアやアフリカ向けの中古建機輸出は需要が根強く、国内では値が付きにくい高稼働機でも、輸出ルートを持つ業者なら評価できます。
ユンボを高く売る3つのコツ
- サイズ・型式・稼働時間を正確に伝える :運転質量、型式プレートの記号(末尾のサフィックスまで)、アワーメーターの実数を最初に伝えると、査定のブレが減り高値を引き出しやすくなります。
- 輸出ルートを持つ専門店に出す :国内販売しかしない業者は高稼働機を安く見積もりがちです。中古輸出まで手がける建機買取専門店なら、古い・稼働が多い機体も評価できます。
- 複数社で相見積もりを取る :建機は定価が見えにくく、業者ごとに評価が割れます。1社の提示額を鵜呑みにせず、必ず2〜3社を比較してください。どの業者に出すか迷ったら、建機・重機買取業者の選び方・比較や買取業者3社の使い分け早見表も参考にしてください。
よくある質問
Q. ユンボ・油圧ショベル・バックホーは何が違いますか?
A. 呼び名が違うだけで、指している機械はほぼ同じです。正式名称は「油圧ショベル」、「ユンボ」は現場での通称、「バックホー」「パワーショベル」も同じ機械を指します。相場は呼び名では変わりません。
Q. ミニユンボの買取相場はいくらですか?
A. 今回のデータではミニ(7t以下)240台の中央値が173万円、25〜75パーセンタイルで141万〜208万円でした。買取試算では概ね104万〜138万円前後が目安です。
Q. 稼働時間が多い・古いユンボでも売れますか?
A. 売れます。中古建機は輸出需要が根強く、国内で値が付きにくい高稼働機でも、輸出ルートを持つ専門店なら評価できます。まずは 建機買取屋.コムの無料査定
で現在の価値を確認するのが確実です。
Q. アタッチメント(ブレーカー等)は査定に影響しますか?
A. します。油圧配管付きの機体や、ブレーカー・つかみ機などのアタッチメントは需要があり、プラス評価になることがあります。付属品は査定時にまとめて伝えてください。
まとめ
ユンボ(油圧ショベル)の中古相場は、651台の集計で 中央値269万円 。ただし相場を最も左右するのは サイズ で、ミニ173万円・中型248万円・大型395万円と倍以上開きます。呼び名(ユンボ・バックホー・パワーショベル)で相場は変わらず、 サイズ・年式・稼働時間・メーカー・型式 で決まります。
高く売るには、輸出ルートを持つ建機買取専門店で、サイズ・型式・稼働時間を正確に伝えて相見積もりを取るのが近道です。まずは無料査定で、あなたのユンボの現在の価値を確認してみてください。
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出典・データについて
本記事の相場は、中古建機情報サイト mascus.jp に掲載されていた油圧ショベル651台の掲載価格を、相場ナビ編集部が独自集計したものです(データ取得日 2026-06-14)。掲載価格は業者間・店頭の販売価格であり、実際の買取価格とは異なります。買取試算は掲載中央値の約6〜8割を目安とした編集部試算で、年式・稼働時間・型式・状態・時期・地域により変動します。金額を保証するものではありません。
