ホイールローダーの買取相場|メーカー別・稼働時間別の実データ【2026年6月】

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PR高稼働・古いホイールローダーでも、建機は世界相場が基準のため輸出で値がつくことがあります。実際の額は機体ごとに変わるので、まず査定額を確認するのが確実です。重機買取専門の 重機買取【建機買取屋.コム】 は中間マージンなし・無料の出張査定に対応しています。

ホイールローダーの買取相場を読むうえで外せないのが、 建設機械は出荷額の6割超が海外向け という事実です。日本建設機械工業会(CEMA)の統計では、2019年の建設機械出荷総額 2兆6,329億円 のうち 輸出(外需)が61.3%=1兆6,132億円 を占め、内需は38.7%にとどまりました(出典: CEMA統計/sbbit)。つまり建機の中古は、たとえ国内で売る場合でも 世界相場が値付けの基準 になります。ホイールローダーは除雪・建設・農業・牧場と用途が広く、コマツ・キャタピラー(CAT)・日立・ボルボといったブランドは輸出市場で厚く評価されるため、この「輸出主導」の構造が買取価格を下支えしています。

この記事では、相場ナビ編集部が中古建機流通サイトの掲載価格 415台分 を独自に集計し、ホイールローダーの メーカー別・年式別・稼働時間別の相場 をまとめました(データ取得日 2026-06-15・出典 mascus.jp)。建機は価格非公開(応相談)の取引も多い分野ですが、価格表示のある国内中古を集計しています。掲載価格は売り手の希望価格なので、 買取相場はそこから業者の利益分を引いた水準 が目安です。

ホイールローダーの中古相場(実データ 415台)

区分 サンプル数 最安 中央値 最高
全体 415台 32万円 304万円 3,845万円

中央値は 304万円 。これは販売されている掲載価格の中央値なので、 買取価格はこれより低く、編集部試算で概ね 183万円〜244万円 が目安 です(メーカー・年式・稼働時間・状態で大きく変わります)。最高値が3,845万円まで伸びているのは、大型機や低稼働の高年式が輸出向けの高評価ゾーンに入るためです。建機は出荷の6割超が輸出という構造上、為替が円安に振れる局面では海外勢の購買力が上がり、国内のオークション・買取価格も締まりやすくなります。

メーカー別の買取相場

ホイールローダーはメーカーによって相場が大きく異なります。国産・欧米ブランド(コマツ・キャタピラー・ボルボ等)に加え、近年は中国系メーカーやボブキャットのコンパクト機も多く流通しています。世界の建機市場ではコマツ・CAT・日立・ボルボといったブランドの信頼が厚く、輸出評価が値の残り方に直結します。

メーカー サンプル数 最安 中央値 最高
中国系メーカー 166台 112万円 320万円 1,282万円
キャタピラー 104台 32万円 304万円 3,845万円
ボブキャット 101台 88万円 256万円 577万円
コマツ 20台 320万円 417万円 1,300万円
ボルボ 10台 377万円 575万円 673万円

サンプル数で見ると中国系メーカーとキャタピラーが流通の中心ですが、 中央値ではコマツ(417万円)・ボルボ(575万円)が上位 です。これは台数こそ少ないものの、ブランド機が国内外で高く評価され、出物の状態も比較的良いゾーンに集まりやすいためと読めます。キャタピラーは最安32万円〜最高3,845万円とレンジが極端に広く、コンパクト機から大型機まで幅広い機種が含まれるブランドであることがうかがえます。

年式別の買取相場

年式 サンプル数 最安 中央値 最高
2026年 30台 264万円 513万円 1,122万円
2025年 31台 128万円 303万円 615万円
2024年 93台 88万円 317万円 3,204万円
2023年 60台 176万円 312万円 1,122万円
2022年 59台 106万円 300万円 3,845万円
2021年 23台 130万円 288万円 561万円
2020年 20台 32万円 260万円 864万円
2019年 30台 157万円 296万円 2,884万円
2018年 25台 160万円 320万円 1,426万円
2017年 6台 224万円 282万円 401万円
2016年 8台 285万円 835万円 2,483万円
2015年 8台 211万円 271万円 737万円

新しい年式ほど中央値が高い傾向はあるものの、ホイールローダーは年式の落ち方がトラックほど急ではないのが特徴です。2015〜2019年式でも中央値は270万〜320万円台を維持しており、 10年落ちでも値が残りやすい ことが読み取れます。これは建機が頑丈で長く現役を続けられる機械であること、そして海外で「丈夫な現役機」として需要が続くことの裏返しです。年式よりも次に見る稼働時間のほうが、ホイールローダーの査定を左右します。

稼働時間(アワーメーター)別の買取相場 ― ホイールローダー相場の核心

ここがホイールローダー査定の核心です。建機は走行距離ではなく 稼働時間(アワーメーター) が機械の使用度を示し、 トラックでいう走行距離に相当する最重要の査定項目 になります。エンジン・トランスミッション・油圧系・タイヤといった主要部品の摩耗が稼働時間で進むため、業者はまずアワーメーターを確認します。目安として、年間1,000〜1,500時間ほど稼働する現場機が多く、2,000hを境に「ほぼ新車に近い」「使い込まれた機体」の印象が分かれます。

稼働時間 サンプル数 最安 中央値 最高
〜2,000h 235台 95万円 304万円 1,300万円
2,000〜5,000h 74台 32万円 320万円 3,204万円
5,000〜8,000h 4台 577万円 673万円 1,220万円
8,000h〜 11台 140万円 1,000万円 3,845万円

注目すべきは、 稼働が進んでも中央値もレンジ上限も崩れていない 点です。「〜2,000h」の中央値304万円に対し、「2,000〜5,000h」は320万円、「8,000h〜」では中央値1,000万円・最高3,845万円と、むしろ上振れています(高稼働帯は大型・高出力の機体が多く混じるためでもありますが、稼働時間だけで値が消えるわけではないことを示しています)。これは編集部の観点である「過走行=高稼働でも、海外需要や部品取りで値が残る」がホイールローダーにそのまま当てはまる構図です。

なぜ高稼働でも値が残るのか。理由は冒頭で触れた 輸出主導の市場構造 です。日本の建機は出荷額の6割超が海外向けで、新興国では多少稼働が進んだ機体でも「現役の働く機械」として需要があります。さらに、たとえ現役復帰が難しくても、エンジンや油圧ポンプ、トランスミッションなどは部品取りとして国内外で取引されます。だからこそ、 輸出ルートや部品再生の販路を持つ業者ほど、高稼働機を高く評価できる わけです。

逆に言えば、稼働時間が少ない機体は国内・海外のどちらでも引く手が多く、最も高く売りやすいゾーンです。アワーメーターが2,000h以下なら、輸出向けの好条件として強気に複数社へ査定を出す価値があります。

実際の掲載例(中古ホイールローダー)

価格帯の異なる実例を抜粋しました(mascus.jp・取得日2026-06-15)。型式・年式・稼働時間で価格が変わる様子がわかります。

型式 年式 稼働時間 掲載価格
SDLG LG 936 L 2025年 220h 202万円
966 H 2018年 2,664h 287万円
ボブキャット/Bobcat S 550 2023年 800h 308万円
950 H 2015年 4,280h 361万円
ボルボ L120G 2016年 4,750h 561万円

10年落ち・稼働4,000h超のCAT 950 Hやボルボ L120Gが361万〜561万円で掲載されている点は象徴的で、 年式・稼働が進んでもブランド機は高値を保つ ことの実例です。

掲載価格と買取価格の違い・高く売るコツ

掲載価格は販売価格なので、買取価格はそこから整備・保管・再販の費用と利益を引いた水準(おおむね6〜8割)が目安です。ただし、建機は世界相場が基準であるぶん、 どの販路を持つ業者に売るか で差が大きく開きます。

  • 輸出ルートを持つ重機買取専門店を選ぶ — 建機の値付けは世界相場が基準。自社輸出ルートを持つ業者は高稼働・古い機体も高く評価でき、業者間オークションの手数料・中間マージンも省ける
  • 複数社の相見積もり — 販路の違いで査定が数十万円〜数百万円変わるため、上限に近づくには相見積もりが必須
  • アタッチメント(バケット等)を揃える — 標準バケット以外に多目的バケット・フォーク等があれば別途加点される
  • 整備記録・アワーメーターを明示する — 稼働時間が最重要の査定項目。整備履歴とアワーメーター表示を揃えると信頼につながり、減額リスクを抑えられる
  • 高稼働・不動でもまず査定 — 海外の現役機需要や部品取りで値がつくため、諦めて逆有償で手放すのは損

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よくある質問

Q. ホイールローダーの買取相場はいくらですか?
A. 2026年6月時点の中古流通価格(mascus.jp掲載 415台)では中央値が304万円、レンジは32万円〜3,845万円でした。買取価格はここから業者の利益分を引いた水準が目安で、編集部試算で概ね183万円〜244万円前後です(メーカー・年式・稼働時間・状態で変動)。ただし建機は出荷額の6割超が輸出のため、世界相場と為替が国内買取にも影響します。

Q. ホイールローダーの査定で稼働時間(アワーメーター)はどのくらい重視されますか?
A. トラックの走行距離に相当する最重要項目です。一般に稼働が少ないほど高く評価され、増えるほど下がります。ただしコマツ・CAT・日立・ボルボなどブランド機は海外で評価が厚く、高稼働でも輸出や部品取りで値が残りやすいのが特徴です。整備記録とアワーメーター表示を揃えると信頼につながります。

Q. 稼働時間が多い・古いホイールローダーでも売れますか?
A. 売れます。日本の建設機械は出荷額の6割超が輸出で(CEMA統計)、高稼働・古い機体も海外で現役機や部品取りとして需要があります。実データでも高稼働帯のレンジ上限は高めに出ています。輸出ルートを持つ業者ほど高く評価できます。

Q. ホイールローダーを高く売るには?
A. 輸出ルートを持つ重機買取専門店に複数社で査定を出すのが効果的です。建機は世界相場が基準のため、輸出販路を持つ業者ほど高く評価でき、中間マージンも省けます。バケット等のアタッチメントを揃え、整備記録・アワーメーターを明示すると加点されます。

まとめ

2026年6月時点の中古ホイールローダー相場は中央値 304万円 (レンジ 32万円〜3,845万円・415台集計)。買取目安は 183万円〜244万円 ですが、メーカー・年式・稼働時間・売り先で大きく変わります。建機は出荷額の6割超が輸出という市場構造のため、 稼働時間(アワーメーター)が査定の核心 であると同時に、コマツ・CAT・日立・ボルボなどブランド機は高稼働・古い機体でも値が残りやすいのが特徴です。輸出ルートを持つ専門店へ無料査定で複数社を比較してください。

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出典

  • 建設機械の輸出比率・出荷額: 日本建設機械工業会(CEMA)統計(2019年・建設機械出荷総額2兆6,329億円のうち輸出61.3%=1兆6,132億円、内需38.7%)。sbbit経由。
  • 高稼働・古い機体の海外現役需要・部品取り: 環境省/会宝産業など中古部品輸出に関する公開情報、重機買取業者の輸出・部品再生に関する公開情報。
  • 中古ホイールローダー相場(メーカー別・年式別・稼働時間別・掲載例): mascus.jp 掲載の国内中古ホイールローダー販売価格 415台分(取得日 2026-06-15)を相場ナビ編集部が独自集計。

本記事の相場は mascus.jp に掲載された中古ホイールローダーの販売価格 415台分(取得日 2026-06-15・国内中古、輸出向け・応相談を除く)を相場ナビ編集部が独自集計したものです。掲載価格であり買取保証額ではありません。買取目安は販売価格に一般的な買取係数(60〜80%)を乗じた推定です。集計方法は相場データについてをご覧ください。

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