トラックを手放すとき、最初に来た業者にそのまま売って「相場より安かったかも」と後悔するケースは少なくありません。トラックは車種・架装・走行距離・年式で価値が大きく変わるため、まず相場を知り、複数業者を比較する ことが高く売る最大のコツです。
このページでは、相場ナビ編集部が中古トラック流通の掲載価格を独自集計した 型式別の買取相場一覧 と、買取業者の比較・選び方 をまとめました(データ取得日 2026-06-14・出典 truck-bank.net)。
💰 複数社の査定を比べるのが基本。 1社だけだと業者の言い値になりがちです。まずは無料の一括査定で相場を確認しましょう。
型式別のトラック買取相場一覧(実データ)
主要メーカー(いすゞ・日野・三菱ふそう)の代表型式について、中古流通価格の中央値とレンジをまとめました。中央値は「中古として売られている価格」の真ん中で、買取価格はここから業者の利益分を引いた水準(おおむね6〜8割)が目安 です。各型式名をタップすると、年式別・走行距離別の詳しい相場が見られます。
| 型式 | 車格 | 価格レンジ | 中央値 | サンプル |
|---|---|---|---|---|
| トヨタハイエース | 商用バン | 19万円〜678万円 | 310万円 | 70台 |
| 日産アトラス | 小型(2t) | 55万円〜618万円 | 218万円 | 117台 |
| トヨタトヨエース | 小型(2t) | 88万円〜597万円 | 255万円 | 105台 |
| 三菱ふそうキャンター | 小型(2t) | 86万円〜1,051万円 | 275万円 | 194台 |
| トヨタダイナ | 小型(2t) | 80万円〜1,011万円 | 310万円 | 231台 |
| いすゞエルフ | 小型(2t) | 88万円〜1,000万円 | 328万円 | 207台 |
| 日野デュトロ | 小型(2t) | 100万円〜1,070万円 | 358万円 | 178台 |
| UDトラックスコンドル | 中型(4t) | 110万円〜1,573万円 | 351万円 | 120台 |
| いすゞフォワード | 中型(4t) | 132万円〜1,683万円 | 396万円 | 184台 |
| 日野レンジャー | 中型(4t) | 160万円〜1,738万円 | 432万円 | 134台 |
| 三菱ふそうファイター | 中型(4t) | 150万円〜1,488万円 | 476万円 | 126台 |
| UDトラックスクオン | 大型(10t) | 143万円〜1,877万円 | 462万円 | 166台 |
| 日野プロフィア | 大型(10t) | 138万円〜3,157万円 | 490万円 | 126台 |
| いすゞギガ | 大型(10t) | 168万円〜4,980万円 | 660万円 | 157台 |
※掲載価格の集計であり買取保証額ではありません。集計方法は相場データについてをご覧ください。
車格別に相場感をまとめると、おおまかには次のレンジになります(各型式の中央値の幅)。大型ほど車両価格が高く、買取額の絶対額も大きくなります。
| 車格 | 中央値のレンジ(型式間) |
|---|---|
| 小型(2t) | 218万円〜358万円 |
| 中型(4t) | 351万円〜476万円 |
| 大型(10t) | 462万円〜660万円 |
| 商用バン | 310万円〜310万円 |
トラック買取業者の選び方
トラックの売却先は大きく2種類です。
- 一括査定サービス:1回の入力で複数業者に同時依頼。相場をつかみやすく、競争で価格が上がりやすい
- トラック専門の買取業者:商用車・架装車・輸出ルートに強く、過走行・不動車でも値をつけやすい
まず一括査定で相場を把握し、専門業者の見積もりと比べる のが失敗しにくい進め方です。業者選びでは次を確認しましょう。
- 対応車種の広さ(平ボディ・ダンプ・冷凍車・トラクタヘッド・重機まで扱えるか)
- 査定〜入金のスピード
- 出張査定の可否(動かない車両は持ち込めないため必須)
- 名義変更・引き取り・レッカーが無料か
トラック買取業者の比較表
| サービス | 対応範囲 | 不動車 | 出張査定 | 手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| トラックファイブ | トラック・重機・農機具・事故車 | ◎ | ◎ | 無料 | 輸出ルートが強く、過走行・不動車にも値がつきやすい |
| CTN一括査定 | 商用車・普通車(事故車OK) | ○ | ○ | 無料 | 複数社へ同時査定。まず相場を把握したいとき向き |
| Bee Truck | 中古トラック中心 | ○ | ○ | 無料 | トラック専業の査定 |
※対応範囲は各社の公開情報をもとに整理した傾向です。実際の買取可否・金額は車両の状態と査定で決まります。
ユンボ・重機・建機もお持ちの方へ
トラックと合わせて、ユンボ(油圧ショベル)・ホイールローダー・クレーンなどの重機・建機を手放す場合は、重機買取専門の業者のほうが高く評価できることがあります。重機は中間マージンを省ける専門店だと査定額が伸びやすく、輸出需要も旺盛です。
🏗️ ユンボ等の重機・建機の買取りのことなら【建機買取屋.コム】
(査定後の成約率91.8%・出張費等は無料)
なぜ過走行・不動車のトラックでも売れるのか
普通車の感覚では「10万kmを超えたら価値がない」と思われがちですが、トラックは事情が違います。理由は主に3つです。
- 海外輸出需要 — 日本のトラックは整備状態が良く耐久性が高いと評価され、東南アジア・アフリカ・ロシア等へ輸出されます。走行50万km超でも現地で現役で使われるため、国内相場では値がつきにくい車両にも買い手がつきます。
- 部品取り(リビルト)需要 — エンジン・ミッション・デフ・電装品などは中古部品・リビルト部品として流通します。不動車でも部品の価値で買い取られます。
- 架装の価値 — クレーン・パワーゲート・冷凍機・ダンプ機構などの架装は、車体と別に価値があります。架装を載せ替えて再利用されることもあります。
このため、「動かないから」「古いから」と廃車費用を払う前に、まず買取査定に出す ことが重要です。専門業者ほどこうした出口を多く持っています。
買取・下取り・廃車(解体)はどれが得か
トラックを手放す方法は主に3つ。同じ車両でも結果が大きく変わります。
| 方法 | 受け取る額 | 手間 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 買取(専門業者) | 相場に基づく買取額(プラス) | 出張査定で楽 | ほとんどの場合これが最有利 |
| 下取り(買い替え時) | 査定額(相場より低めになりがち) | 新車購入と同時で楽 | 手間を最優先したいとき |
| 廃車・解体 | 0円〜(費用がかかることも) | 書類手続きが必要 | 買取値が完全につかない車両のみ |
買い替えで「下取り」を提示されても、その前に買取査定を取って比較する だけで、数十万円得することがあります。
トラックを売るベストタイミング
- 年度末(1〜3月)・決算期前:運送・建設業の設備投資需要が高まり、中古トラックも動きやすい時期
- 車検が切れる前:車検残があると査定で有利。切れる直前に動くのが効率的
- モデルチェンジ・排ガス規制の前:新規制で旧型の需要が変わる前が売り時のことも
- 思い立ったら早めに:トラックも年式が古くなるほど相場は下がる。「使わない」と決めたら寝かせず動く
売却に必要な書類
| 書類 | 入手先・備考 |
|---|---|
| 自動車検査証(車検証) | 車内に保管。紛失時は運輸支局で再交付 |
| 印鑑登録証明書(普通車) | 市区町村役場。発行3か月以内が目安 |
| 自賠責保険証明書 | 車内に保管。名義・還付の確認に必要 |
| リサイクル券 | 預託済みの証明。紛失でも自動車重量税の情報で確認可 |
| 譲渡証明書・委任状 | 多くは買取業者が用意・記入を案内 |
法人名義・ローン(所有権留保)が残っている場合は追加手続きが必要です。業者に相談すれば進め方を案内してくれます。
査定前にやっておくと得する準備
- 車内・荷台を清掃:第一印象は査定に影響します
- 整備記録簿・スペアキー・取扱説明書を揃える:整備履歴は信頼の証
- 架装・付属品をそろえる:純正パーツや増し架装も加点対象
- 走行距離・年式・架装をメモ:複数社に同条件で査定依頼すると比較が正確
トラック売却でよくある失敗
- 1社だけで決める → 相場を知らずに安く手放す最大の原因
- 「動かないから」と廃車費用を払う → 買取なら値がついたケースが多い
- 下取りをそのまま受ける → 買取比較をしないと損をしやすい
- 繁忙期を逃して年式だけ古くする → 寝かせるほど相場は下がる
売却の流れ(5ステップ)
- 無料査定に申し込む(メーカー・型式・年式・走行距離・架装を入力)
- 概算額の提示・出張査定の日程調整
- 現車確認・正式な買取額の提示
- 契約・書類準備(上記の必要書類)
- 引き渡し・入金
よくある質問
Q. トラック買取はどこに頼むのがよいですか?
A. 車種・状態によりますが、まず複数社に無料査定を出して比較するのが基本です。一括査定で相場を把握し、トラック・重機・農機具まで扱う専門業者の見積もりと比べると、買取額が数十万円変わることがあります。
Q. 過走行・不動車のトラックでも売れますか?
A. 売れる可能性が高いです。日本のトラックは輸出需要があり、走行距離が多くても、また動かなくても部品取り・再生目的で値がつくことがあります。スクラップ費用を払う前に査定に出すのがおすすめです。
Q. 相場はどうやって調べればよいですか?
A. 本ページの型式別相場一覧で、メーカー・車格ごとの中古流通価格の中央値を確認できます。買取価格はそこから業者の利益分を引いた水準が目安です。各型式の詳細ページで年式別・走行距離別の相場も確認できます。
Q. 下取りと買取はどちらが高いですか?
A. 一般に買取専門業者のほうが高くなりやすいです。下取りは買い替えと同時で手間が少ない反面、査定が相場より低めになりがちです。買い替え時も、下取り提示の前に買取査定を取って比較するのがおすすめです。
Q. トラックを売るのに良い時期はいつですか?
A. 年度末(1〜3月)や決算期前は運送・建設業の需要が高まり動きやすい時期です。また車検残があると有利なので、車検が切れる前に動くのも効果的です。基本的に年式が古くなるほど相場は下がるため、手放すと決めたら早めが得策です。
Q. 法人名義・ローンが残っているトラックも売れますか?
A. 売れます。所有権が信販会社等にある場合は名義・残債の手続きが必要ですが、多くの業者が手続きを案内・代行します。まずは査定時に状況を伝えて相談してください。
まとめ
トラックは型式・年式・走行距離・架装で買取額が大きく変わります。本ページの型式別相場で目安を把握し、複数社の無料査定を比較する ことが、損をせず高く売る近道です。各型式の詳しい相場は個別ページで確認できます。
💰 まずは無料の一括査定で、お持ちのトラックの相場を確認しましょう。
本ページの相場は truck-bank.net の中古トラック掲載価格を相場ナビ編集部が独自集計したものです(取得日 2026-06-14)。掲載価格であり買取保証額ではありません。買取目安は販売価格に一般的な買取係数(60〜80%)を乗じた推定で、実額は各業者の査定で決まります。詳細は相場データについて。
