キャタピラー(CAT)の油圧ショベル(ユンボ)買取相場|年式・稼働時間別の実データ【2026年6月】

建機買取

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

PR高稼働・古いキャタピラー(CAT)でも、建機は世界相場が基準のため輸出で値がつくことがあります。実際の額は機体ごとに変わるので、まず査定額を確認するのが確実です。重機買取専門の 重機買取【建機買取屋.コム】 は中間マージンなし・無料の出張査定に対応しています。

相場ナビ編集部が中古建機流通サイトの掲載価格 183台分 を独自集計したところ、キャタピラー(CAT)の油圧ショベル(ユンボ)には、他メーカーのページには書けない3つの固有の事実が出ました(データ取得日 2026-06-14・出典 mascus.jp)。

  • 流通量183台は当サイト集計の主要建機5メーカーで最多 (次点コマツ94台の約2倍)。中央値・上限も5メーカーで最高で、CATは中古市場でもっとも厚く回っているブランドです。
  • 稼働時間が増えても中央値がほぼ落ちない 。〜2,000hで401万円、2,000〜5,000hで393万円、5,000〜8,000hで385万円と、稼働時間帯をまたいでも中央値はほぼ横ばいでした。
  • 流通の中心は20t級「320」一強 。型式上位8種のうち6種が320系で、CATの価値は320という世界標準型式に集約されています。

掲載価格は売り手の希望価格なので、 買取相場はここから業者の利益分を引いた水準 が目安です。以下、この3点をCATの実データに即して掘り下げます。

CAT固有の論点①:稼働時間が増えても中央値が落ちない

建機は自動車の走行距離にあたる 稼働時間(アワーメーター) が価値を左右します。ふつうは稼働が進むほど相場が下がりますが、CATの183台ではそうなっていません。

稼働時間 サンプル数 最安 中央値 最高
〜2,000h 116台 128万円 401万円 5,688万円
2,000〜5,000h 37台 168万円 393万円 3,305万円
5,000〜8,000h 3台 300万円 385万円 769万円
8,000h〜 4台 270万円 420万円 3,845万円

〜2,000h の中央値 401万円 に対し、5,000〜8,000h でも 385万円 。低稼働から高稼働まで中央値の下げ幅はごくわずかで、稼働時間が相場をほとんど削っていません。これは「CATは世界中に部品・整備網があり、高稼働・古い機体でも海外で需要がある」という建機の輸出構造(後述)が、もっとも強く効いているメーカーだからです。

ただし5,000h超の帯はサンプルが各3〜4台と少なく、8,000h〜の中央値420万円や最高3,845万円は大型機が混じった上振れです。「高稼働の方が高い」という意味ではない点に注意してください。要点は CATは稼働時間で値が崩れにくい ということで、国内基準で「過走行=安い」と値付けされたら、それはCATの実態と合っていません。

CATの中古相場(実データ 183台)

区分 サンプル数 最安 中央値 最高
全体 183台 128万円 401万円 5,688万円

中央値は 401万円 (販売掲載価格の中央値)。一方で上位25%の線(p75)は657万円、最高は5,688万円と上に大きく裾を引いており、20t級の標準機から数千万円クラスの大型まで、価格帯が広いのがCATの特徴です。 買取価格は掲載価格より低く、編集部試算で概ね 240万円〜320万円 が目安 です(年式・稼働時間・型式・状態で大きく変わります)。

CAT固有の論点②:年式が古くても中央値が緩やかにしか下がらない

年式 サンプル数 最安 中央値 最高
2025年 22台 141万円 881万円 5,688万円
2024年 33台 128万円 401万円 2,227万円
2023年 40台 166万円 393万円 1,370万円
2022年 15台 155万円 417万円 3,204万円
2021年 11台 224万円 609万円 2,461万円
2020年 8台 240万円 409万円 881万円
2019年 14台 288万円 401万円 1,474万円
2018年 14台 287万円 314万円 3,305万円
2017年 12台 285万円 336万円 1,200万円

最新の2025年式こそ中央値881万円と高いものの、2024年以降は 401万円→393万円→…→314万円(2018年)→336万円(2017年) と、7年落ちまで概ね300万円台で踏みとどまっています。新車から数年で大きく落ちて以降の下げ方が緩やかで、低年式でも値が残りやすい——これも稼働時間の傾向と同じく、CATの輸出需要が下支えしている結果です。

CAT固有の論点③:320系一強の型式体系(型式記号の読み方)

CATの型式は、他メーカーのように小〜中型が分散せず、 20t級の「320」に集中 しているのが最大の特徴です。流通上位8型式のうち6つ(320 D・320 D L・320 C・320CL・320 GC・320 B L)が320系で、残るは小型の306(6t級)と大型の336(36t級)でした。

型式 サンプル数 最安 中央値 最高
320 D 9台 304万円 393万円 450万円
320 D L 7台 352万円 415万円 881万円
306 5台 168万円 200万円 256万円
320 C 5台 314万円 361万円 633万円
320CL 5台 303万円 319万円 734万円
336 D 4台 513万円 609万円 673万円
320 GC 4台 689万円 721万円 881万円
320 B L 4台 287万円 320万円 449万円

CATの型式記号は、自分の機体の立ち位置を読むのに役立ちます。

  • 数字は機体サイズの目安 :306=6t級の小型、320=20t級(CAT油圧ショベルの主力量販クラス)、325=25t級、336=36t級の大型。
  • 末尾のB→C→Dは世代 :320B → 320C → 320D の順に新しく、世代が新しいほど中央値も高めに出ます(320 C 361万円 < 320 D 393万円)。
  • Lはロングクローラ (接地長を伸ばした足回り)仕様。安定性が高く、同じ320でもL付き(320 D L)は中央値が上がる傾向です。
  • GCはGeneral Construction :標準作業向けにコストを最適化した新世代ライン。320 GC は中央値721万円と、データ上もっとも高い320系でした。

20t級の320は世界の油圧ショベルの事実上の標準サイズで、国内外を問わず買い手が見つかります。 自分の機体が320系かどうか、世代記号(B/C/D)とL・GCの有無 を控えてから査定に出すと、業者の提示額が型式相応かを自分で判断できます。

実際の掲載例(中古キャタピラー(CAT)ショベル)

価格帯の異なる実例を抜粋しました(mascus.jp・取得日2026-06-14)。型式記号と稼働時間で値が動くのが見て取れます。

型式 年式 稼働時間 掲載価格
306 2023年 658h 196万円
320CL 2018年 2,362h 319万円
325 D 2023年 653h 401万円
321 D LCR 2014年 3,560h 600万円
320-07A 2017年 2,437h 1,200万円

321 D LCR は2014年式・3,560hでも600万円。10年落ち・中稼働でもこの水準が付くのは、CATの値持ちの良さを示す一例です。

CATを高く売るときの視点(掲載価格との差・売り先選び)

掲載価格は販売価格で、買取価格はそこから整備・保管・再販の費用と利益を引いた水準(おおむね6〜8割)が目安です。売り先によって数十万円〜数百万円の差が出ますが、CATで特に効くのは次の一点です。

CATは「輸出を評価できる業者か」で査定が決まります。 320が世界共通の定番で、稼働時間・年式が進んでも海外で需要が落ちにくい——というのがここまでの実データの結論でした。だからこそ、国内転売しか見ていない業者に出すと、CAT本来の輸出価値を取りこぼします。輸出ルートを持つ業者を必ず1社は含め、複数社で相見積もりを取ってください。アタッチメント(バケット・ブレーカー等)が揃っていると加点されます。

買取と廃車・抹消手続きの損得、必要書類、売却の流れといった全建機共通の基本は、ピラー記事 建機・重機買取の相場と業者比較 に一度だけまとめています。

🏗️ ユンボ等の重機・建機の買取りのことなら【建機買取屋.コム】

よくある質問

Q. キャタピラー(CAT)の油圧ショベル(ユンボ)の買取相場はいくらですか?
A. 2026年6月時点の中古流通価格(mascus.jp掲載 183台)では中央値が401万円、レンジは128万円〜5,688万円でした。買取価格はここから業者の利益分を引いた水準が目安で、編集部試算では概ね240万円〜320万円前後です(年式・稼働時間・型式・状態で変動)。なおCATは当サイト集計の主要建機5メーカーで流通量・中央値・上限のいずれも最多/最高でした。

Q. 稼働時間が多い古いCATでも高く売れますか?
A. 183台の実データでは、稼働時間帯をまたいでも中央値がほぼ横ばい(〜2,000hで401万円、2,000〜5,000hで393万円、5,000〜8,000hで385万円)でした。CATは世界中に部品・整備網があり輸出需要が厚いため、高稼働でも値が落ちにくいのが実データ上の特徴です。国内向けの言い値で手放さず、輸出ルートを持つ業者で査定してください。

Q. CATの320シリーズは値持ちしますか?
A. CATの流通は320系(320D・320DL・320C・320CL・320GCなど)に集中しており、20t級の320は世界の油圧ショベルの事実上の標準サイズです。世界中で需要があるため中古でも引き合いが安定し、データ上も320系がCAT流通の中心を占めます。世代記号(B→C→D)が新しいほど、また足回り(Lはロングクローラ)や仕様により相場は変わります。

Q. キャタピラー(CAT)のショベルを高く売るには?
A. 輸出ルートを持つ業者を含めて複数社で相見積もりを取るのが最も効果的です。CATは320が世界共通の定番のため、輸出を評価できる業者ほど真価を出せます。国内基準で「過走行=安い」と判断する業者に出すと、CAT本来の輸出価値を取りこぼします。中間マージンを省ける重機買取専門店、アタッチメントの有無も査定額に影響します。

Q. 動かない・故障したキャタピラー(CAT)のショベルは買取対象ですか?
A. 対象になります。CATは世界中に部品・整備網があるため、エンジン・油圧系が不調でも部品取りや海外再生を前提に買い取る専門業者があります。まずは無料査定で確認しましょう。

まとめ

2026年6月時点のキャタピラー(CAT)の中古油圧ショベル相場は中央値 401万円 (レンジ 128万円〜5,688万円・183台集計)。買取目安は 240万円〜320万円 ですが、CATの実データが示す要点は、 稼働時間が増えても中央値がほぼ落ちず、低年式でも値が残り、流通は20t級の320系に集約されている ことです。値持ちの源泉は輸出需要なので、輸出を評価できる業者を含めて複数社で比較してください。まずは無料査定から。

🏗️ ユンボ等の重機・建機の買取りのことなら【建機買取屋.コム】

他の建機・重機の買取相場

同じ建機・重機の買取相場もあわせてご確認ください。

あわせて使う相場シミュレーターで概算を出す買取相場レポート2026(2,542台集計)

関連記事:建機・重機買取の相場と業者比較トラック買取業者おすすめ比較

関連: トラック・重機の買取業者3社(トラックファイブ/Bee Truck/建機買取屋.コム)の使い分け早見表

出典・データの扱い(編集部)

  • 相場の実データ :本記事の数値はすべて、中古建機流通サイト mascus.jp に掲載されたキャタピラー(CAT)油圧ショベルの販売価格 183台分 (取得日 2026-06-14・国内中古のみ、輸出向け・応相談を除く)を相場ナビ編集部が独自集計したものです。中央値・最安・最高・年式別・稼働時間別・型式別の各値は同集計に基づきます。掲載価格であり買取保証額ではありません。
  • 買取目安の試算 :買取目安(240万円〜320万円)は、掲載価格の中央値に一般的な買取係数(60〜80%)を乗じた編集部の推定で、保証額ではありません。
  • メーカー横断の比較 :「主要建機5メーカーで最多/最高」は、当サイトが同時期・同手法で集計したCAT・日立建機・コベルコ・コマツ・クボタの油圧ショベル集計の比較に基づきます。
  • 輸出が相場を下支えする構造 :建設機械は出荷額の6割超が輸出に回り(建設機械工業会の統計に基づく一般的傾向)、CATのように世界共通で部品・整備網が整うブランドは、高稼働・低年式機でも海外需要が残りやすい、という業界の定性的な傾向を踏まえています。具体的な相場値は上記の自社集計のみを根拠としており、外部統計から個別価格を導いたものではありません。
  • 型式記号の説明 :CATの型式(数字=機体サイズ目安、B/C/D=世代、L=ロングクローラ、GC=General Construction)は一般に知られた製品体系の説明であり、各型式の相場値は自社集計に基づきます。
  • 集計方法の詳細は 相場データについて をご覧ください。

相場は売り先・時期・機体状態で変動します。本記事は「確実な買取価格」を保証するものではなく、レンジ(幅)として提示しています。実額は必ず複数業者の査定でご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました